軽井沢新聞の読者の方より

先日軽井沢新聞にて土屋様のご政策概要を拝見致しました。今回は4名の方が立候補されるとの事でどなたに投票するか考えておりました矢先YouTubeにて記者会見も拝見し、とても共感出来る内容で是非応援したいと思い立ちました。この度の立候補、ほんのお気持ちばかりで大変お恥ずかしいですが、お役立ていただければ幸いに存じます。
何分子育て中の主婦でございますので、ご容赦下さい。
私も軽井沢で育ちましたが、最近のマンション建設の異常さや気候の変化に大変な戸惑いを覚えております。コンクリートや大きな建物が増えれば必然的に気温も上昇し、昨今の夏場の暑さはとても耐えれるものでは無くなりました。駐車場の問題やエアコンの室外機による騒音や熱風を、まさかこんな小さな町で感じる事になるとも思っておりませんでした。
特別な避暑地であったはずがこの暑さでは別荘を持っている方が出て行ってしまい、将来税収も必ず減っていくのではないかという不安も感じておりました。また大型箱物建設の不信感(中軽井沢駅や発地市場等)建設費用に加えて維持費や必要性について以前より疑問を感じております。
庁舎の件も複合的に使用されると聞き、かなりの金額が必要だと思っておりましたが、あまりの金額に大変驚きました。著名な方に設計していただける事は軽井沢の景観にとってはプラスかもしれません。役場も老朽化が進んでいるので、他の支援事業等も複合的に利用出来るという点も新庁舎建設は良いと思います。ただ特殊な建物になりますとそれを維持し続ける費用もまた莫大な金額になると思われます。そしてこの先の少子化による人口減少は避けられない大きな課題であり人口が減るということは、必ず税収も減っていく事になります。それに備えるため軽井沢の価値を維持する政策やUターンの若者やセカンドキャリアの方の就労支援、子供への手厚い支援は必要不可欠だと感じております。あらゆる未来への投資は新庁舎建設よりも大切な事です。
また人伝ではありますが、議会での町歌の件も耳にし現在の町長様のお考え、行動に一層の不信感を抱いております。一部または一個人の独断かつ強権的な印象を持ちざるを得ません。小さな町で仕方のないものだとも感じておりましたが、町の事情を汲み取り広い見識を持った外部の方のお力は借りれないのか?透明性を持った情報の開示や気軽に情報を求められる体制は出来ないのか?という希望も以前からありました。もちろん現在も広報誌や議会のことも冊子で送っていただきますが、是非議会の事は議事録を手軽にpdf等で配信していただき、都度拝見出来れば気軽に拝聴に行くことは中々難しい世代には議員の皆様のお考えや情報を得る手段の一つになるのでは、と思います。
小さな軽井沢町の中で区によっての考え方の違いや、別都道府県の移住者の方別荘族の方、昔ながらの地元の方それぞれお考えやご要望はあるかと思います。例としてですがコロナ最盛期の頃のご対応や情報発信の仕方、コロナ禍の対策も別荘族の方や観光等を主としてお商売をされていれば、経済的な面を含めて強い施策を強いる事は出来ないというのはよく分かります。それが最善であったかは別として、小さいけれど特殊な事情で成り立っている町ですので理解は出来ました。それと同時に当たり前が当たり前で無くなった場合の危うさや、町政が町民の命を守るという安心感の無さ、対応が充分とは言えず別荘族の方と地元民の方の分断を呼んだのでは、という印象を当時は抱きました。
今の暮らしは、全て軽井沢町という立地、気候からブランドとイメージが基礎になって来た今までの歴史があるお陰だと考えております。税収の7割を占める固定資産税、それが示します通りそのブランドイメージで出来た貯金で今までは暮らしていけました。その基礎が揺らいでいる現在、近い将来残るものは一体なんでしょうか…。当たり前が当たり前で無くなる日は必ず、しかも突然やってくるとコロナや昨今のウクライナの状況が今一度恐ろしい現実を以て教えてくれた気が致します。やってきてからでは遅いのです。目先の利益や一部特定の利益、忖度ではなく将来のため子々孫々が安心して暮らせる町のために是非ご当選いただき御改革いただけるのをお祈りしております。

偉そうな事を並べておりますが、ご寄付同様このようなメッセージをお送りする事に実名や連絡先が必須条項になっておりましたので迷い、お恥ずかしい思いです。万が一この一メッセージが広報でお役立ていただける機会がございましたら、個人が特定されそうな箇所を除いていただきお役立ていただければと思います。
現在の町政を鑑みた一個人の不安と危機感をこの場をお借りしてお伝えさせていただけました事、厚く御礼を申し上げますと共に是非多くの方のご支援が土屋様の元に集まる事をお祈りしております。